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若者の半数超「盆踊り経験ない」 近隣クレームで廃止の動きも

若者の半数超「盆踊り経験ない」 近隣クレームで廃止の動きも
https://www.fnn.jp/articles/-/403427

悲しい寂しいニュースですね、、

僕が育ったのは昔あったおっきな銭湯を中心とした商店街で、丁度その銭湯が無くなったころに僕が産まれたそうです。

その商店街も2世たちが後を継がず、段々とお年寄りが店舗をゆったり経営しているのもあって廃れてきてました。

でも、盆踊りだけは僕が高校生になるぐらいまでちゃんと3日間ぐらいかけて実施してくれていて、そのお祭りで各店舗がやっていた屋台と子供盆踊りで貰えるお菓子が楽しみでした。

床屋のおばちゃんがなぜか焼きそばを焼いてたり、八百屋のおじちゃんがかき氷作ってたりと全然違うことをやっていたのも僕には新鮮でワクワクしたものでした。

盆踊り大会の前には商店街のスピーカーで盆踊りの曲を流していて、段々と提灯が該当などに付けられていって
それでもって、終わったら静かになって、夏後半を教えてくれて宿題に明け暮れるなんてのが僕の夏休みでしたねぇ。

中学生になってからはなんか恥ずかしくてお祭りに行かなくなっちゃいましたけど、やっぱり外から聞こえる炭鉱節やら東京音頭やらで季節を感じてました。

そんな経験を今の若者たちはしたことがないって言うのはとても寂しいです。
たしかにこの前話した高校生たちはそもそも盆がいつかすら知らなかったなぁ、、

この文化がなくなっていっている一因が、記事にあるとおり「近所からのクレーム」だそうです。

たしかに、夜のイベントで太鼓の音や音頭の曲が騒音になると思う気持ちもわかります。
翌日朝が早いなんてことがあれば確かに困りますし、、

でも、それで文化が失われて良いのかはもう一度考えたいですよね。

この話をすると、クレームを入れた方は「やめろとは言ってない」とおっしゃることが多そうな気がします。
でも、クレームって当人たちには小さい気持ちでも言われた側には大きなことになりがちなんですよ。
仕事でも家庭でもそうではないですか??

地域に住むということは、やっぱり地域に属するということであるのだから地域の一員として地域のことを考える。
最近段々と薄れている考え方ですが、日本が長い歴史のなかで作り上げてきた考え方でもありますし、大切にしていきたいなぁと僕は思います。

また、記事のなかでは若者が復活させた話がでてきますが、やはりイベントで中心になるのは地域のまとめ役と動ける若者なのかなと思います。

クリスマス、ハロウィン、バレンタインデーなど若者が積極的に絡むイベントはやはり盛り上がっていますしね!

僕もまだ世間的にはギリギリ若者と言われる年齢ですが、盆踊りの良さを知っている若者としてできることをしていきたいとも思います。